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小説以外のもの 書評

響きの科学│ジョン・パウエル

2023/9/6  

「響きの科学」ジョン・パウエル小野木明恵訳 難解な書物でした。音楽を空気の振動──波ととらえ科学的に解きあかそうというもので、音と雑音、楽器の話、バイオリンが十台あっても音量は十倍にならないといった話 ...

小説以外のもの 書評

新編 宮沢賢治詩集│天沢退二郎編

2023/9/6  

新編 宮沢賢治詩集天沢退二郎編新潮文庫 「心象スケッチ 春と修羅」は、宮沢賢治が自費出版した詩集です。よほど斬新だったのか、出版当初はけっこう話題になったようです。 その詩集のなかに「永訣の朝」があり ...

小説 書評

新編 銀河鉄道の夜│宮沢賢治

2023/9/6  

新編 銀河鉄道の夜宮沢賢治著新潮文庫 河鉄道の夜が、お母さんのために牛乳をもらいにいく話だったとは、これを読むまで知りませんでした。たかが牛乳のために銀河鉄道にのるだなんて、なんて雄大なスケールでしょ ...

小説 書評

ジェリーフィッシュは凍らない│市川憂人

2023/9/6  

「ジェリーフィッシュは凍らない」市川憂人東京創元社 H山系の中腹でジェリーフィッシュが燃えていると通報があり、捜索隊が駆けつけると、そこには全焼した機体と六名分の遺体が転がっていました。墜落したのはU ...

小説 書評

真田太平記┃池波正太郎

2023/8/22  

「真田太平記」池波正太郎新潮文庫 真田丸喪失ロスから読みはじめた、池波正太郎の真田太平記。高遠城が落城し、向井佐平次なる兵士が、真田の郷に落ちのびるところから物語がはじまります。 武田家滅亡ということ ...

小説以外のもの 書評

逃げるは恥だが役に立つ┃海野つなみ

2023/8/22  

「逃げるは恥だが役に立つ」海野つなみ講談社 院卒の女子が、派遣切りにあって職を失い、父の紹介で家事代行をしていたところ、雇用主の発案で、契約結婚することとなります。意識高い系女子と高齢童貞のふたりが仮 ...

小説 書評

イーハトーブ探偵┃鏑木蓮

2023/8/22  

「イーハトーブ探偵」鏑木蓮光文社文庫 探偵宮澤賢治が、花巻近辺でおきた事件を解きあかす本格推理小説。童話色がつよい宮澤賢治のイメージをみごとに払拭し、ちゃんとミステリィに仕立てているあたりに、つよいこ ...

小説以外のもの 書評

バーナード嬢曰く┃施川ユウキ

2023/8/22  

「バーナード嬢曰く」施川ユウキ一迅社 本好きのマニアックなあるあるネタを繰りだすショートギャグマンガです。なかでも、神林しおりのSFツッコミは、細かすぎて誰にも伝わりません。じつにシュール。じつに秀逸 ...

小説 書評

虚実妖怪百物語┃京極夏彦

2023/8/22  

「虚実妖怪百物語」京極夏彦角川書店 加藤保憲の陰謀によって、妖怪が迫害され、妖怪をまもるために妖怪バカが立ちあがるという荒唐無稽なお話しです。いや、たちあがるというか。ただ逃げまわるだけなのですが── ...

小説以外のもの 書評

ピアニストは語る┃ヴァレリー・アファナシエフ

2023/8/22  

「ピアニストは語る」ヴァレリー・アファナシエフ講談社現代新書 ヴァレリー・アフェナシエフとは、ソ連から亡命したピアニストです。ライプツィヒ・バッハ国際コンクールに優勝したアフェナシエフは、エミール・ギ ...