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小説 書評 本について

海底二万マイル│ジュール=ベルヌ

2023/7/28  

『海底二万マイル』ジュール=ベルヌ青い鳥文庫 いわずと知れたジュール=ベルヌの古典的SF冒険小説。 海洋生物学者のアロナックス博士と助手のコンセーユ、銛打ち名人のネッド・ランドが、新鋭潜水艦 ...

小説 書評

ふしぎ国探検│海野十三

2023/7/28  

『ふしぎ国探検』海野十三 科学を解説した子ども向けの児童文庫です。東助とヒトミというちびっ子が、樽のロケットのなかにいるポーデル博士と出会い、ロケット(というか樽!)に乗って、科学の世界を旅するといっ ...

小説 書評

人間競馬│山田正紀

2023/7/28  

『人間競馬』山田正紀角川ホラー文庫 悪魔界にガーゴイルなる悪魔がいて、ナース、少年、刑事、タクシーの転落劇を競馬にみたてて眺めるという形式をとっています。最終的な結末が電車にいきつくのですが、山田正紀 ...

小説以外のもの 書評

断る力│勝間和代

2023/7/28  

『断る力』勝間和代文藝春秋 どうも、読んでて好きになれないんですよね。この人。断るというのは仕事の基本なのですよ。いったん断っておいて、ではどこまでだったらできますか? と交渉に入るのが常套手段。No ...

小説以外のもの 書評

龍宮城 歌舞伎町マフィア最新ファイル│小野登志郎

2023/7/28  

『龍宮城 歌舞伎町マフィア最新ファイル』小野登志郎太田出版 歌舞伎町にはびこる中国人マフィアグループ「怒羅権」。警察ですら実態を把握していないという闇の深さは、歌舞伎町アンダーグランドの象徴といえます ...

小説以外のもの 書評

上海狂想曲│高崎隆治

2022/4/24  

『上海狂想曲』高崎隆治文藝春秋 1937年7月くらいからでしょうか。盧溝橋事件のあとの上海の様子が詳細に記されています。日中戦争後、太平洋戦争前くらいです。戦争の足音が徐々に近づいてくるような時代で、 ...

小説以外のもの 書評

日露戦争 勝利のあとの誤算│黒岩比佐子

2022/4/23  

『日露戦争 勝利のあとの誤算』黒岩比佐子文藝春秋 日露講話条約後におきた日比谷焼き討ち事件を、ひとつひとつ掘り下げていった感じです。日露戦争は国民に無理に無理を重ね、ぎりぎりのうちに判定勝ちを拾ったハ ...

小説 書評

妖鳥 ハルピュイア│山田正紀

2023/7/28  

『妖鳥 ハルピュイア』山田正紀幻冬舎ノベルス 病院を舞台にした本格ミステリィ。時計台から飛び降りた死体がなぜか数十メートル移動しているという不可思議な事件が発生します。そのとき、医師は窓の外を横切る黒 ...

小説 書評

写楽 閉じた国の幻│島田荘司

2023/7/28  

『写楽 閉じた国の幻』島田荘司新潮社 写楽さがしの歴史ミステリィ。六本木の回転扉事故でわが子を失った大学の教授が、自らの研究テーマである写楽にのめり込み、写楽は外国人ではなかったか?と大胆な持論を展開 ...

小説 書評

アリアドネの弾丸│海堂尊

2023/7/27  

『アリアドネの弾丸』海堂尊宝島社 前半がのらりくらりした会議劇で、後半から殺人がおこり東城大学を巻きこんでの一大事件へと発展していきます。 AIセンター運営連絡会議が行われ、AI導入を推進す ...